DECAGON




 ピッチやセントの設定ができ、ピタゴラス、ミーントーン、ウェルグマイスター、キルンベルガー、ヴァロッテイ・ヤング、ラモーや完全平均律、純正律等22の音律で演奏できる拙作ソフト

1982年に8ビットMSXコンピュータ用に作った拙作ソフトをエミュレーターで再現します。



 今や、スマートフォンの1/1000もないスペックのMSXをエミュレーターで走らせる意味があるか疑問が残りますが、35年以上前に22の音律やエンペローブを設定できる音源チップを持ったMSXコンピュータの素晴らしさを伝えたいと思います。

このソフトを作動させるには、MSXエミュレーターをWINDOWSコンピューターにインストールしなければなりません。

手順

1 下のTEMPER.ZIPをダウンロードしてデスクトップ等の場所に解凍する。解凍するとTEMPERと言うホルダーが作られて中に、アプリやサンプルのファイルが作られる。

 TEMPER.ZIPファイルをダウンロード



2 下のblueMSXv282fullJP.exeをダウンロードするか、blueMSXのHPから最新版のblueMSXを入手する。

 blueMSXv282fullJP.exeファイルをダウンロード



3 blueMSXv282fullJP.exeを実行してblueMSXをインストールして起動し、オプション、エミレーションと開きMSX2-JAPANESEを選択。























4 ファイル>デスクドライブA:>ディレクトリ挿入と進み、先の解凍したディレクトリTEMPERを指定する。













5 blueMSXを実行させる。



次回からは、blueMSXを起動して、実行させるだけで、デスクドライブA:にある拙作ソフトが自動で起動します。

MML(ミュージック マクロ ランゲージ)のサンプルとして、MENUET.txtが解凍したTEMPERホルダーに入っています。





 曲作りは、NOTEPAD等を使ってDATE.txtファイルを呼び出して、MML(ミュージック マクロ ランゲージ)で曲を書き、上書き保存するか
(単一の曲作りならば、直接呼び出せるので便利です)


 または、NOTEPAD等を使ってMML(ミュージック マクロ ランゲージ)で曲を書き、TEMPERフォルダー内にテキストファイルで保存して呼び出します。
(、テキストファイルを選択して複数の曲の中から呼び出します)

但し、MMLの文字数は1つの声に付き255字までです。長い曲は演奏できません。20小節以上の曲は、声をずらして記入してください。
(サンプルのMENUET.txtファイルを参照してください)




    簡単なMML(ミュージック マクロ ランゲージ)の説明

音色は@マークの後に0から63の番号で指定します。(別表参照)

テンポ設定 Tに続きテンポの数を指定します。(範囲は、32~255です)
省略した場合はテンポ120が設定されます。 例  T60CEG

ボリューム設定 Vに続き音量を指定します。(範囲は、1~15です)
省略した場合はV8が設定されます。 例  V15CEG

オクターブ設定 Oに続きオクターブを指定します。(範囲は、1~8です)
省略した場合はO4が設定されます。    例 O4CO5C

音符設定 C D E F G A B (ド レ ミ ファ ソ ラ シ )

2部音符 4分音符 8分音符 16分音符などは、音階の右側に数字で指定します。(範囲は、1~32です)C2は2部音符の「ド」
省略した場合は4部音符(4)が割り当てられます。 Rは休符、省略した場合はR4   -(マイナス記号) はフラット  +(プラス記号)はシャープ。

.(ピリオド)を附けると1.5倍の長さになります。

複数の音を重ねるには、1声、2声、3声、4声、5声、6声のMMLを,(コンマ)で区切って重ねます。

旋律だけの時は、1声だけ記入して2声、3声、4声、5声、6声はRを入力して(コンマ)で区切ります。
例  T120 O4 CDEFGAB O5C ,R ,R ,R ,R ,R 空白スペースは影響されません(また、小節ごとにスペースを入れると見易くなります)



MML(ミュージック マクロ ランゲージ)表






音色表



*印は、内蔵のFM音源、無印はプログラムによる合成音


ー注ー
 連符記号の{ }nを使用すると、PSG音源やサクラ、MML2MIDI等の変換ソフトを使ってMIDIにコンバートさせる時に、エラーとなりますので使用しない事をお勧めします。
  例  {CDEF}2  =>  C8D8E8F8 のように表記

 また、TEMPERと言うホルダーの中に、MMLをMIDIにコンバートさせるソフトMML2MIDIがありますので、作曲したテキストファイルの各チャンネルをMML2MIDI用のMMLファイルにコピーしてMMLファイルを作り、MML2MIDIを立ち上げ、先のMMLファイルを読み込んでMIDIファイルに変換できます。
(MMLファイルはTEMPER.mmlおよびMML2MID.HLPを参照ください)





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