DECAGON
ヴァイオリンと黄金分割
350年後の今、クレモナの名匠たちのヴァイオリンの寸法の秘密
を解き明かした。
B5版 総 80ページ カラー
50ページ
図版 150
昔から、ヴァイオリンの寸法には黄金分割によって作られる黄金比が使われていると言われてきました。
しかし、クレモナの巨匠たちが熟知していたと思われる総ての寸法を黄金比で説明できる過去の作図の考え方は、クレモナの巨匠たちの死後、残念ながら伝承されませんでした。
例えば、ヴァイオリンの全長に黄金比の宝庫である正五角形を当て嵌めても、一部の寸法は黄金比の適用で説明できますが、総てを説明するには行き詰まってしまいます。この為、現代の弦楽器製作者だけでなくストラディヴァリ以降の製作者たちは、その寸法の持つ意味を知る事なく、過去の巨匠の楽器に寸法を合わせてきました。
クレモナの名匠たちのヴァイオリンの寸法の総ては内接正十角形の中の黄金比1.618と1と2の四則演算のみで求められます。
楽器内部のコーナーブロック材の長さまでもが全長に対しての黄金比で求められているとは300年間も誰も気がつかずでありました。
この本は、それらを総て解き明かしています。
販売価格や流通の面で、日本の出版社から一般書として出版出来ればと言う思いから、現在、引き受けて頂ける出版社を探しております。
一般書に書き下ろしたつもりですが、説得力の為に数式が多くなってしまい一般書としての出版は難題であると思われます。
しかし、ピタゴラス、プラトンなどのギリシャの哲学者、数学者は音楽を愛しました。音楽は心を癒し、数学は頭を癒す。
音楽は具象の数理であり、数学は音楽の生みの親と考えると音楽好きは、もっと数学を好きになっても良いのではないかとも一人自分勝手に考えています。
ご期待ください。
目次及び一部の記述、本書の巻末に付けた横幅の図をPDFファイルで公開しております。ヴァイオリンの寸法の素晴らしさを知る上でお役立てください。
孔の位置の求め方
ヴァイオリンに内接する正十角形によるf孔の位置の求め方の簡単な説明をしたプレゼンテーション ビデオ
“The
art of the violin(The Violin and the Decagon)The positioning of the
f-foles”を作りました。(15.5Mバイト、4分36秒、swf アドオン)
下の画像をクリックして下さい。
尚、下記ビデオファイルのダウンロードをご希望の方はHOMEにて、行ってください。
5分割による横幅の求め方
ヴァイオリンに内接する正十角形による5分割した時の横幅の簡単な説明をしたプレゼンテーション ビデオ
“The
art of the violin(The Violin and the Decagon)5
Breadths”を作りました。(17.0Mバイト、5分40秒、swf アドオン)
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f孔の下部ひとみ径に隠された黄金比
ヴァイオリンのf孔の下部瞳径(円孔)に隠された黄金比を説明をしたプレゼンテーション ビデオ
“The_hidden_golden_section_in_the_lower_eye
(The_Violin_and_the_Decagon)”
を作りました。(21.3Mバイト、7分40秒、swf アドオン)
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尚、個人的な考えにより、的確であるかどうかは少し疑問が残りますが、『f孔の円孔の直径』を『瞳径(ひとみ径)』と言う言葉で、表現させていただきました。
ヴァイオリンの頭部に隠された黄金比
ヴァイオリンの頭部の寸法と黄金分割の関係を説明をしたプレゼンテーション ビデオ
“The_golden_section_in_the_head_of_a_violin
(The_Violin_and_the_Decagon)”
を作りました。(20.1Mバイト、8分27秒、swf アドオン)
尚、このビデオを見る前に、ビデオ“5分割による横幅の求め方”を先にご覧ください。
下の画像をクリックして下さい
尚、下記ビデオファイルのダウンロードをご希望の方はHOMEにて、行ってください。
ヴァイオリンの頭部の寸法までもが、半径に黄金比である内接正十角形の一辺の値(0.309)で総て説明できるという事に、感嘆させられます。