DECAGON
カートリッジ ヒーターは坂口電熱株式会社(WWW.sakaguchi.com)製を使用。ヒーターの専門店で色々な相談にのってくれます。
また、インターナル サーモスタットを入れれば温度調節が出来ます。
注意--濡れた胴板を曲げるために、感電や火災の危険性があるので、電気工作に自信のある人以外は、市販のアイロンを買うこと。--
自作ヒーターの材料(サーモスタット無しなので、温度調節はコントローラー等でする)
- カートリッジ ヒーター(10mm丸X40mm,120W位の物)
- 真鍮棒または、銅棒(約25mm丸X40mm位の物、伝導率は銅より悪いが湿気や、薬品に強いので真鍮を推奨)
- アルミシャーシ(ラヂオ工作用)
- マイカルタの板(40mmX40mm)
- スナップスイッチ(2P)
- ホルダー入りネオンランプまたは100Vのパイロットランプ
- ダイオード(400V3A以上の規格)-HI、LOWの切り替えの機能を付けたい時-またこの場合はスナップスイッチも3Pのもにのにする
- コード(綿平内コードを推奨)+コンセント+ゴムリング
- ガラスチューブ (熱的保護用)内径はコードに合った物、約3.0mm 長さ、約1m
- 固定用のねじ3本(M3)
製作のための工具
- スタンドつき電気ドリル(卓上ボール盤を推奨)
- 固定用のねじを切るためのタップ(M3)
- ドリル(カートリッジ ヒーターと同径)
- ドリル(カートリッジ ヒーターの径より1mm位細い下穴用)
- ドリル(固定用ねじの下穴用、M3のねじならば2.4mmのもの)
- リーマまたは、棒やすり(アルミシャーシの穴を広げるもの)
製作
- 真鍮棒に、クリアランスがあまり出ない様にカートリッジ ヒーターより少し細いドリルで下穴を開けてから、カートリッジ ヒーターと同径の穴を開ける。 固定用の下穴も開ける。(卓上ボール盤を推奨)
細く短いヒーターを、高温で使う時ほど、クリアランス(カートリッジ ヒーターと穴の隙間)を少なくする必要がある。
ヒーターを、より密着させる事で、寿命が伸びる。
外径10㎜、長さ40㎜で、120ワットのヒーターを、300℃で使用するとして、クリアランスは0,3㎜以下であれば問題はないと思われる。
- 真鍮棒に、固定用のねじを切る。(M3)
- アルミシャーシに各穴を開ける。(リーマまたは、棒やすりで、アルミシャーシの穴を広げる)
- マイカルタの板を挟んで真鍮棒を固定する。
- 下図のように配線する。(アルミシャーシにはアースを付ける事、またコードはガラスチューブで保護)
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